ＩＦＣＣインストラクターの一押しテント
オートキャンプを始めるにあたり、一番気なるのはテントではないでしょうか。 数多くのオートキャンプを経験し、そして多くのテントを見てきているオートキャンプインストラクターのお薦めのテントをまとめてみました。キャンプスタイル、家族構成、車の大きさなど、様々なテントを選ぶ基準がありますが、ご自身の趣向・状況に合ったテント選びの参考になれば幸いです。
砂田インストラクター
商品名/メーカー
トルテュシリーズ／snow peakテントタイプ
テントタープ一体型定員
4人適正と思う人数
他のテントに比べ贅沢設計のため大人2人+子供3人（未就学児も含めれば子供4人もOK）収納サイズ
Ｐｒｏ：W78×D30×H34cm、フレームケース/W80×D20×H20cmと二つ。ライト：本体キャリーバッグ/W73×D30×H30cmにフレームケースも入ります。
重量：Proは生地が贅沢仕様で25kgあり、ライトは16kg。
イチオシの理由
テントとタープ別々にたてる必要がなく、過ごしやすい空間をセットでコーディネートできます。外で過ごすというキャンプ体験に否定的だった妻も、メッシュで開放感を演出しながらも、一体型だと虫があまり入ってこない形にはなっているので、徐々に慣れてくれました。専用のマット（別売）がまた秀逸で、地面の硬さをかなり和らげてくれます。 また、snowpeak共通ですが、フレームがシッカリしていて、5年間それなりに雑に使ってますが、損傷はまったくありません。生地もまだ撥水機能は生きています。本当は撥水処理追加でした方がいいとは思いながらできていない。snowpeakは高い分ものは間違いなくいいです。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
家族用、キャンプ初心者、手を抜くオートキャンプ用です。他のブランドに比べて圧倒的に重たく、設営に慣れても時間はややかかるので、２泊からの利用をおすすめします。登山、１−２人用にはまったく向いてません。みんなでワイワイのグランピング用ですね。長谷川インストラクター
商品名/メーカー
ランドロック／snow peakテントタイプ
2ルーム定員
6名適正と思う人数
5名(大人2、子供3) ※我が家は、4人で使用収納サイズ
本体収納時：W75×D33×H36cm フレーム収納時：W72×D17×H22cm 重量：22.0kgイチオシの理由
メッチャ大きいですが、設営がし易い。吊り下げのインナーテント含めても1時間あれば、設営可。ポール構造がシンプルだが、雨、風に対しても丈夫で耐久性も良いです。 肌寒い夜もシェルター内で、暖かいご飯やお酒が楽しめます。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
シーズン通して、ファミリーキャンプを楽しみたい方、グルキャンで楽しみたい方に向いています。吊り下げインナーを外せば、巨大シェルターになります。逆に、2人でキャンプを楽しみたい方は、広さを持て余してしまうかもしれません。大きいが故、乾燥撤収出来なかった時は帰ってからがちょっと大変です。井川インストラクター
商品名/メーカー
ムーンライト・テント３型/モンベルテントタイプ
？定員
２〜３人適正と思う人数
大人２人、大人２人＋子供１人、大人１人＋子供２人収納サイズ
長さ46cm✖️直径17cm（カタログより転写）イチオシの理由
第１に、オプションで迷彩色のフラーシートが用意されていること。私の知る限り、過去と現在を含め、世界中のテントの中で、迷彩色を張れるのはこのムーンライト１型と３型のみ。第２に、とにかく設営が超楽！使用に耐えるテントで、これ以上優しいテントはない、と断言できる。第３に、どうでもいいことですが、マンガ「ゆるキャン△」の志摩リンが使うテントとしてリバイバル、製造が追いつかず、店頭から姿を消して久しい。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
自然と一体となって、純粋にキャンプ・野営を楽しみたい人にオススメです。なお、インスタ映えはしないのでご注意ください。(参考画像は2型)若林インストラクター
商品名/メーカー
オーナーロッジ タイプ52R(2020発売モデル)／ogawaテントタイプ
ロッジ型定員
5人適正と思う人数
大人2人子供3人収納サイズ
総重量: 16.9kg収納サイズ/82×24×36cm
イチオシの理由
レトロ感あふれる雰囲気と実用性の高さ。 T/C素材(ポリエステルとコットン)の為、遮光性が高く夏は涼しく肌寒い季節でも暖かい。 居住性の良さと耐久性の高さがおすすめ。 付属のハンマーやペグがしっかりした物なので買い直す必要がない。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
居住性や雰囲気を重視したい方や耐久性の良い物を探している方向け、収納場所を取るのと重いので車が小さいと工夫が必要です。時田インストラクター、桜田インストラクター
商品名/メーカー
リサービアⅢ／ogawaテントタイプ
ドーム型定員
5名適正と思う人数
大人2名、小学生2名又は小学校低学年及び幼児なら3名収納サイズ
73×25×25cmイチオシの理由
一つは持っておきたいドームテントの王道中の王道。設営場所を選ばない汎用性の高さと、設営、撤収の容易さが魅力。最初の一張りに最適です。 窓が多く夏場に蒸し風呂にならずに済むし、冬場も暖かい。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
初心者からベテランまで。家族からソロまで幅広く対応。なかでも4人家族におすすめです。 逆に、自分のキャンプスタイルが固まっている方には不向きかもしれません。緒方インストラクター
商品名/メーカー
ティエラ リンド／ogawaテントタイプ
２ルーム定員
3名適正と思う人数
大人2人子供1人収納サイズ
70×28×28cmイチオシの理由
広いリビングのある2ルームテントなので、タープなしで十分キャンプを楽しめる。 自分は4人家族のためこのタイプより大きなティエラ（5人用）でしたが、メインのポールが連結されているので迷わずセッティングできる。寒いときクローズするとランタンだけでも中は暖かくなります。 リンドは3人用でよりコンパクトなため、より設営しやすいと思います。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
小さい子が一人いて、これからキャンプをはじめたい！というファミリーにぴったりです。 また、ご夫婦2人のキャンプにも適しているのではないかと思います。 4人家族向けには小さいと思いますので、その場合はティエラ５EXをお勧めします。荒井インストラクター
商品名/メーカー
アメニティードームM／snow peakテントタイプ
：ドーム型定員
5名適正と思う人数
大人2名+子供２名収納サイズ
74×22×25（h）cmイチオシの理由
初心者でも簡単に一人で設営可能ある事と、耐水圧等のスペックも十分である事。 コストパフォーマンスで云えば、スノーピーク製品では最強です。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
テントは寝る場所であると考えられる方向き。テント内で大人が立てる等、寝ること以外の事を求める方には向いていません。伊藤インストラクター
商品名/メーカー
ウェザーマスター(R)ワイド2ルーム コクーンⅡ/コールマンテントタイプ
：2ルームテント定員
4～6人適正と思う人数
大人２人、子ども３人収納サイズ
40×84×24cmイチオシの理由
全天候に対応している。少々の悪天候であっても気にせずキャンプを楽しめる。何を重視する人に向いているか、逆に向いていないか
ファミリーで使う人、居住性を重視する人、長期滞在する人に向いています。
- 公認オートキャンプ・インストラクタ－
- 家族でキャンプする楽しみは他に代えがたいものがあります。一度でもキャンプで子供が元気に遊びまわる姿を見たり、ランプの灯りで一家団欒の時を過ごしたりすると、キャンプの魅力に取りつかれます。そうして何年かキャンプを続けているうちに、きっとキャンプの楽しさを他の人にも伝えて、より多くの人にキャンプを楽しんでもらいたいと思うようになるでしょう。そういう方のために一般社団法人日本オートキャンプ協会は毎年各地で「公認オートキャンプ指導者資格認定講習会」を開催しています。講習会ではそれまでのキャンプ経験をベースに、キャンプの歴史、キャンプ場、キャンプ道具、キャンピングカーなどについて体系的に学びます。講習会はキャンパーだけでなく、キャンプ場の従業員やアウトドアショップの店員などキャンプに関係した様々な業種の人も受講するので、キャンプを通したネットワークが拡がります。あなたもキャンプライフをいっそう豊かにするためにオートキャンプインストラクタ－になりませんか。
